メイク落とし!ほんとにたくさん、種類があって、正直、何が何だかわかりません!雑誌とか見ると、シート、オイル、ジェル、バーム、クリーム、ミルク、リキッド(水)、なんて分かれている。さらに、ひとことで「オイル」とか「ジェル」とかいっても、油と水の混ざり具合によってもう少し細かく分けたくなることがあって、専門家でも頭を悩ますことがしばしばだったりするのでした。

 

もちろん、むか~しはそんなにたくさん種類があったわけではなくて、1970年代までは、普通の石けんで洗い流すか、コールドクリームというミネラルオイルやワセリンなどの油剤をたっぷり含んだクリームやクレンジングオイルで浮かせたメイクをふき取るのが一般的でした。ところが、汗をかいても落ちない耐水性ケーキファンデーションや油剤のなかに顔料と水滴を分散したW/O 型ファンデーション、落ちない口紅が実用化されると、これらのもちの良いメイクを落とすために、特別なクレンジング手法が求められるようになったのです。

 

そこで、最初に作られたのが、いまでいうジェルタイプのクレンジングでした。これ、肌にのせたジェルをマッサージして、メイクが浮いてきたら、さっぱりと水で洗い流す、というなんてことはないものなのだけれど、当時の最先端の化学の技の塊といえる代物!このジェル、界面活性剤がクレンジング用の油を抱え込んだ液晶で、この油が落としづらいメイクを浮かせてくれる。さらに、すすぎをすると、界面活性剤がメイクと油を乳化して、さっぱりと洗い流してくれるのでした。これ、「相転移」という物理現象を利用していて、なかなかの代物だったのです。

 

 そんなこんなで、メイク落としはわが国で一気に発達したコスメの分野だったりするのでした。きれい好きで、凝り性の日本人の性格のおかげで、こんなに増殖してしまったのでしょうか???今週は、そんなクレンジングのお話し!

液晶型メイク落とし



スキンケアランキング