最近のメイク落とし、特にオイルやジェルタイプのものは、洗浄力が優れていて、ほとんど擦らなくてもメイクを溶かして、落としてくれる。そんなパワーを目の当たりにして、「そんなに強いもの、肌に悪くありませんか?」なんて質問をいただくことがある。

 

面白いことに、可溶化力が高く、メイク落としの主基材として利用されるノニオン性界面活性剤は,石けんをはじめとするアニオン性界面活性剤よりも毒性や皮膚刺激が低い場合が多い。流動パラフィンやシリコーン油も皮膚への刺激が低く、化粧品原料の優等生だ!

 

もちろん、落としづらいメイクを取るために強く皮膚をこすったり、1 日に何度もメイク落としで洗顔をすると、皮膚が傷ついたり保湿力を高める天然保湿因子や脂質が不足して肌荒れを引き起こす場合があるし、敏感肌の方には刺激が出る場合があるので、注意しなければならない

 

 ノニオン性界面活性剤やシリコーン油はいわゆる合成もの、流動パラフィンは石油由来。直観と科学的なデータは、しばしば一致しないのだ!

界面活性剤のヒト健康影響および環境影響に関するリスク評価


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