汚れを落としたり、クリームを作ったり、メイク用の顔料を分散したり・・・。たいていの化粧品には界面活性剤が入っている。この界面活性剤、学校で習うのは石けんくらいなのだけれど、実際には、何百種類もあって、それぞれに個性がある。

 

本来ならそれらすべての個性を理解するべきなのだけれど、それも難しいので、処方開発者はおおざっぱに4種類にわけて界面活性剤を理解しているのだ。

 

・ アニオン性界面活性剤:親水基が負に帯電した石けんや硫酸エステル型の界面活性剤。乳化性・起泡性に優れているために起泡性の洗浄料などに配合される。

・ カチオン性界面活性剤:親水基が正に帯電したアンモニウム型界面活性剤は、リンスやハンドソープに配合される。髪の毛を滑らかにしたり、殺菌力を発揮するためである。

・ ノニオン性界面活性剤:洗浄剤だけでなく、敏感肌用の化粧品に用いられる。毒性や皮膚への刺激が低いためである。

・ 両性界面活性剤:分子のなかにアニオン性の官能基とカチオン性の官能基が存在するもので、ベタインと呼ばれるものが広く使用されている。アニオン性界面活性剤と組み合わせることで泡を安定化することから、シャンプーやボディーソープに配合されている。

 

そして、さらにややこしいことに、ほとんどの商品は何種類もの界面活性剤を組み合わせて配合することで、品質を保ち、高い洗浄機能やケア機能を発現している・・・。化粧品開発者、なんだか、料理の達人みたいでしょ?


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