そんな保湿の世界に革命がおこったのは1980 年代だった。この頃、本格的な皮膚の科学的研究が加速して、皮膚の最表面の角層について研究が進み、この日焼けするとペリペリと剥ける薄~い皮が皮膚中の最重要の器官であることが明らかになったのだ!

 

Elias は、角層がレンガのように固い角層細胞を柔らかい細胞間脂質がつないだ「レンガ・モルタル構造」でモデル化できること、さらにこのモルタル部分にあたる細胞間脂質という油がバリア機能を発現するうえできわめて重要であることを提案した。

 

それまで、角層はいわば死んだ細胞の集まりで、細胞間脂質はそのなかに含まれる役割もよくわからない微量の油脂にすぎなかったわけだけれど、この提案がきっかけとなって、一気にスキンケアのVIPに上り詰めたのだ!

 

だーれにも注目されてなかったやつが、いつか主役になる。うーん、ドラマだ!


皮膚角層の構造研究の現状と目標



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