お店で、商品を手に取って、すぐに裏側のラベルを熟読し始めたら、それはかなりの確率で化粧品関係の研究者・技術者だと思っていいでしょう。
そう、あの小さなラベルにぎっしり書かれた「全成分表示」を見ると、そこにどんな技術が盛り込まれていて、どんなことを考えて処方が設計されたのかがうかがえるのでした。かくゆう筆者も、買い物に行って暇だったりすると、売り場をプラプラしながら、気になるアイテムをチェックしているのでした。ぱっと見、ちょっと怪しいかもしれませんが・・・。
そんなこんなで、前回のプチプラ美白コスメに続いて、今回はいろんなところで評判の高いこのアイテムを!
美白美容液V HAKUメラノフォーカスV(医薬部外品)
美白の有効成分を2つ種の美白有効成分4MSKとm-トラネキサム酸を組み合わせて配合しています。この手の成分を幾つも配合したアイテムは一般にはあまり評判、良くないのですが、そこはさすが資生堂、様々な実験を重ね、あらゆる視点から効果・安全性と安定性を検証しデータを積み上げ、厚生労働省からの許可を得たのだそうです。
さらに、もちろん、グリセリン・アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム・ジプロピレングリコール・キシリット・マルチトール・ポリエチレングリコールなどなどでしっかり保湿、オイルはメチルポリシロキサン・ピバリン酸イソデシルなど軽めのものとワセリンを組み合わせています。美白をうたったアイテムと言えども、保湿・エモリエントはきっちりして、うつおいとみずみずしさをもたらすことは、美白効果の満足度を高めるためにも必須と言えるでしょう。
処方屋としては製剤を安定化する界面活性剤の組み方なんかも気になるのですが・・・
ともあれ、資生堂が「最高傑作」とうたうだけある、迫力の処方でした!
いま明かされる、美白研究の舞台裏

スキンケアランキング
コメント